物流管理の知識

最近「物流」とか「ロジスティックス」とかよく聞くようになりましたね。
「アマゾン」などは、大きな物流センターを持って「インターネット」からの「当日」の「注文」を「当日」に「配送」するサービスも始めました。
他の企業も「当日発送」を始めています。
多くの人が、毎日、「セブンイレブン」や「ローソン」などの「コンビニ(コンビニエンスストア)」に行っています。
毎日、買っても商品の品切れなどはないですね。
毎日、新しい商品が並んでいます。
何故、毎日、商品が配送されるのでしょうか?
不思議ですね。
クロネコヤマトの「ヤマト運輸」や「飛脚便」の「佐川急便」などの「宅配便会社」では、日本中どこでも、「次の日」か、「2日後」には配達してくれます。
配達の「時間」も指定することができます。
「代引き」などでお金を支払うことも出来ます。
そしてきちんと配達されます。
多くの人は、注文したものが、間違いなく届くのは普通だと思っています。
これらのサービスを支えているのが、「物流」です。
「ロジスティックス」です。
「物流」がうまくいかないと、注文したものが、到着しなかったり、間違った商品が到着したりします。
もし、到着日に、絶対に必要な商品が届かないと大変です。
その後の、仕事や予定が乱れていまいます。
損失が出るかもしれません。
クレームになります。
もう二度と、そのお店や企業を出さないでしょうね。
そのお店や企業の売り上げは減少します。
それだけ「物流」は重要になっています。
反対に「物流」が優れていると、それが強みになります。
「注文」が増えるかもしれません。
「売上」が増える可能性もあります。
2011年3月11日に、東日本大震災が起こりました。
「地震」や、「津波」によって、道路や鉄道は寸断されました。
「救援物資」を運ぶことが出来ません。
このような中でも、「セブン&アイホールディングス」や「ローソン」や「イオン」などは、いち早く、物流網の復旧に乗り出しました。
約1ヶ月ほどで、通常の物流体制に戻ったそうです。
もちろん、道路の復旧も、驚くほどの短期間で復旧しました。
でも、自治体などは、救援物資は、たくさん届くのに、必要な被災者の人に、必要な物が届けられない状況が続いたそうです。
これも、「物流」の整備が出来ていないことが原因だったようです。
「人手不足」、「道路の寸断」、「燃料不足」もあったそうです。
このとき、自治体に代わって、末端の被災者の人に、配送したのが「ヤマト運輸」や「佐川急便」などの「宅配便会社」だったそうです。
「宅配便会社」には、全国に、「物流網」のデータがあります。
そのデータが生きたようです。
「物流」が非常に重要なのか、理解出来たと思います。
最近では、「物流業界」で、「ロジスティックス」や「サプライチェーンマネジメント」(SCM)が言われています。
以前は、「物流」は、一企業内の「製品」の「保管」とか「輸送」とかの個別の活動でした。
最近では、「物流」の範囲がどんどん広がっています。
「ロジスティックス」は、「原材料」から「製造」、「販売」までの「物流」を最適化します。
でも、まだ一つの企業内です。
「サプライチェーンマネジメント」(SCM)は、もっと範囲が広がります。
「サプライチェーンマネジメント」(SCM)は、他の企業との全体最適化を目指します。
「原材料」の企業から「製造」「卸売り」「小売業」までの企業全体に「物流」が拡大します。
これからは、「製造」だけではなく「物流」にも注目する必要があります。
このホームページは、これから「物流」や「物流管理」などを勉強する人の為に、わかりやすくまとめました。
あなたの会社の「物流」や「物流管理」の一助になれば幸いです。
このホームページは以下のような構成になっています。
物流とは
「流通」から物流」「物流管理」「ロジスティクス」について説明します。物流センター
「物流センター」と「種類」「業務」について説明します。
●関連ページ
|
物流管理システム
「WMS(倉庫管理システム)」や「TMS(輸配送管理システム)」などの「物流管理システム」について説明します。SCM(サプライチェーンマネジメント)
「SCM(サプライチェーンマネジメント)」や「TOC理論」「構成」について説明します。物流改善
物流改善の指標の「物流管理指標(物流KPI)」や、改善の手法の「活動基準原価計算」 「QC七つ道具」「IE(インダストリアルエンジニアリング)」について説明します。在庫管理
在庫管理のいろいろな「発注方式」や「かんばん方式」「ダブルビン方式」 「MRP(資材所要量計画)」から「在庫回転率」「需要予測」「棚卸し」について説明します。物流の資格
いろいろな物流の資格について説明します。その他
「バーコード」「RFID」や「サードパーティー・ロジスティクス(3PL)」について説明します。運営者
このホームページの運営者です。
●関連ページ
|
11:072802