ABC分析


「ABC分析」について説明します。

「在庫削減」をおこなうときは、「ABC分析」や「ABC管理」が非常に有効です。

■1.ABC分析とは

「ABC分析」とは、
「商品や材料、部品ごとに、出荷数量、販売数量、出荷金額、販売金額などを把握し、全体に占める各商品の出荷数量、販売数量、出荷金額、販売金額などの割合を出す分析方法です。」


「在庫削減」するときに、どの商品や材料、部品が重要かを判断するときに「ABC分析」や「ABC管理」ってよく聞きます。

「品質管理」では「パレート分析」などと呼んでいます。

商品や、材料や部品の品目が「1000種類」あった場合に、全部に対して、在庫削減なんかおこなったら、人や時間がいくらあっても足りません。

効率よくおこなう必要があります。

多くの商品や材料、部品などを販売している企業では、品目別の「販売金額」(販売価格 X 販売数量)や「販売価格」が高額のものや低額のものがあります。

毎月の「販売金額」が、「1000万円のもの」と「1万円のもの」では、当然在庫の管理のやり方は変わりますね。

そこで、「販売金額」と「販売商品群」との関係を見てみると、一般的に見られる一つの経験則があります。

それは何でしょうか?

それは
「販売金額の80%は、全販売商品の中の上位20%で占められている」
というものです。

俗に、「80:20」の法則とも呼んでいます。

「販売金額全体」の中の、80%を占める上位20%の販売商品の品目を「Aグループ」とします。

■この「Aグループ」は、品質や納期及び支払いに与える影響が大きいため、納期遅れや品質不良などを絶対に出さないように、重点管理をおこなう必要があります。
商品の発注については、定期不定量発注方式が適しています。

「Bグループ」は、販売金額全体の中の80%から90%を占める販売商品群でAグループよりは、ゆるい管理になります。
商品の発注については、定量不定期発注方式が適しています。

「Cグループ」は、A、Bグループ以外の購入品群で、発注手続きについてはあまり手間がかからないような簡易発注方式などを採用します。
「ダブルビン方式」などがあります。

この、A、B、C、グループ別に分析することを、ABC分析、管理することをABC管理と呼んでいます。

ABC分析は、販売金額だけではなく、販売数量などについても分析します。


■2.ABC分析のやり方

次のようなステップで商品の販売金額の「ABC分析」をおこないます。

  1. 商品別の販売金額の大きい順に並べます。

  2. 横軸に商品名、縦軸に販売金額のグラフを作ります。

  3. 販売金額の累積の線を引きます。

  4. 販売金額の累積で80%くらいまでの商品をリストアップします。
    その製品の在庫を重点的に管理します。

「ABC分析」を導入することによって、「販売金額を考慮して、商品管理、在庫管理をどのようにおこなうべきか」ということが明確になります。

「Aグループ」の商品は、よく出荷され、売れる商品なので、在庫管理をきちんとおこない、欠品がないように管理します。

「ABC分析」は、いろいろな所に適用される方法です。






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