発注方式の種類


「発注方式」について説明します。

「物流」の「在庫管理」は、在庫の「数量の管理」と「ロケーション管理」がメインになります。

その中で、「品切れ」や「余剰在庫」をおこさないためには、「数量」の管理が非常に重要になります。

「商品」、「原材料」、「部品」などをいつ、どのくらいの量を「発注」するのかが、非常に重要になります。

いろいろな「発注方式」があります。

「商品」、「原材料」、「部品」などの「在庫切れ」を防ぎかつ「発注費用」を考えた「発注方式」には、 次の5つの種類があります。

  1. 定期定量発注方式
  2. 不定期定量発注方式
  3. 定期不定量発注方式
  4. 不定期不定量発注方式
  5. その他の方式

です。

それぞれについて説明します。

  1. 定期定量発注方式
    「定期的」に「決まった日」に「決まった数量」を発注する方式です。

    「需要」、「受注」、「販売」が一定などはありませんので、現実的には、この発注方式ありません。

    「在庫不足」や「余剰在庫」が発生します。

  2. 不定期定量発注方式
    「在庫量」が前もって「定められた水準」(発注点)まで下がったとき、「一定量」(発注量)を発注する方式です。

    「不定期」に、「決まった量」を発注する方法です。
    在庫が、ある値になったら発注します。

    このやり方は、需要の変動が考慮されていません。

    「ダブルビン方式」(ツービン方式)や「かんばん方式」がこの方法です。

    「ABC分析」の「Bグループ」の品目に適用します。

  3. 定期不定量発注方式
    あらかじめ、「一定の期間」、例えば、「週に1回」や「月に1回」のように発注する間隔を定めておき、その都度、現在の「在庫量」や「需要量」に応じて「発注量」を計算して発注する方式です。

    定期的に発注しますが、発注する量がその都度変動する方式です。

    発注量は、発注日に、次の発注日に、必要な量を予測して決めます。

    消費量の見積もりなどの「需要予測」が重要になります。

    「ABC分析」の「Aグループの品目」に適用します。

    製造業の「部品」の「調達計画」は、この方法を使用している企業が多いですね。
    「MRP」(エムアールピー)などと呼んでいます。
    「MRP」とは、「Material Rquirement Planning」の略です。
    日本語では、「資材所要量計画」と呼んでいます。

  4. 不定期不定量発注方式
    「不定期」に需要に応じて「不定量」、発注する方式です。
    発注点を決定し、在庫が、それを下回ったときに発注する方式です。
    発注量は、その資材の需要を予測して決定します。

    将来的には、この方法へ移行してゆくべきです。
    「小売業」では、最近、このやり方を使用しています。

  5. その他の発注方式
    その他の「発注方式」です。
    次のようなやり方があります。

    • 同期化発注方式
      「発注先」と一定条件のもとに契約をつくり、毎日決めた量だけ納入させる方式です。

    • 分納発注方式
      定期的に在庫量と「生産日程計画」を確認し、計画日程にあわせた、「資材所要量」を確定し、「分割分納」させる方式です。


別途、「定期不定量発注方式」「定期不定量発注方式」「不定期不定量発注法」について説明します。






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