保管


「保管」について説明します。

「保管」は、
「物流センター」に入荷した商品を指定した、「棚」に格納することです。

「保管」は、商品を一定期間、貯えて生産と消費の「時間的なギャップ」を埋める活動です。

でも、「保管」は、ただ、商品を保管するだけではありません。


「倉庫」は、商品を一定期間「保管」することに重点を置いています。
「貯蔵」です。

でも、「物流センター」の「保管」は、「貯蔵」から、「出荷のための準備」に重点を置いています。
商品の「保管」だけではなく、顧客に必要な「量」を必要な「タイミング」で「出荷」することが重要になっています。

「物流センター」の「保管」は、お客の「必要な商品」を「必要な時」に「必要な数量」を供給することです。

「ピッキング」を考えて「保管」することが重要です。
また、「キャッシュフロー」や「品切れ」をおこさないように「在庫管理」をおこなう必要もあります。


■1.保管の時の注意点

「保管」するときに注意点です。
以下のようなことがあります。

  • 「スペース」を有効活用します。

  • 適切な「在庫管理」をおこないます。
    「余分な商品」(余剰在庫)を持たないようにします。
    また、「品切れ」をおこさないようにします。
     
  • 作業しやすいように、また見てすぐわかるように配置することが大切です。
    最近では、コンピュータで管理している場合も多くなっています。
    「ロケーション管理」が重要です。

  • 商品が安全かつ品質劣化しないように適正な状態を保つこと
    「湿度」、「温度管理」、「盗難」などに注意する必要があります。

  • 必要に応じて、すばやく「出荷」できる態勢を整えることが大切です。
などがあります。


■2.ロケーション管理

「保管」するときの重要な「ロケーション管理」について説明します。

商品を「保管」するには、保管する「場所」が重要になります。
「棚番号」です。
「ロケーション」などと呼んでいます。

「保管」は、「ロケーション管理」が非常に重要になります。

「ロケーション管理」をうまくおこなうことにより、「棚入れ」や「ピッキング」のときに、棚入れなどの「作業時間」や「移動時間」を少なくすることが出来ます。

「ピッキング」とは、「出荷伝票」などに基づいて「棚」から、商品を取り出す作業のことです。
「作業効率」が上がります。

商品を保管する「棚」などに、「棚番号」(ロケーション番号)をつけて「商品名」と「棚番号」を関連付けて、コンピュータで管理しています。


■3.ロケーション管理の方法

「保管」している「商品」と「棚番号」を関連付ける方法に次の2つがあります。

  1. 固定ロケーション
  2. フリーロケーション
です。

それぞれについて説明します。

  1. 固定ロケーション

    あらかじめ、「商品」ごとに「棚番号」が決まっています。

    「メリット」と「デメリット」です。

    メリット/デメリット 内容
    メリット 保管場所が決まっているので商品が探しやすいです。
    作業者がわかりやすいです。
    在庫がないときは一目でわかります。
    デメリット 商品ごとに棚が必要になります。
    無駄なスペースが生じます。
    保管効率が悪くなります。


  2. フリーロケーション

    「商品」と「棚番号」は固定していません。
    空いているエリアやラックのどこにでも保管できます。
    空いた棚に順番に商品を保管して「コンピュータ」で管理します。

    「メリット」と「デメリット」です。

    メリット/デメリット 内容
    メリット スペース効率はよいです。
    先入れ先出ができます。
    対応がフレキシブルにできます。
    デメリット 場所が決まっていないので、1つの商品でも、保管場所が複数になります。
    作業自体が非効率になる場合があります。



■4.保管機器の種類

以下のような「保管機器」があります。

  • パレット
    この上に、商品を置いて保管します。

  • ラック
    棚です。

  • 自動倉庫
    自動で、保管と取り出しができます。

  • コンテナ
    箱型の入れ物です。
    そのまま、飛行機や鉄道や船で運びます。






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